ChatGPTでクレジットカード明細CSVを家計分析|固定費削減で資産形成の余力を作る

ChatGPTでクレジットカード明細CSVを家計分析

※本記事はプロモーションを含みます。

※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品への勧誘や投資助言を目的とするものではありません。投資判断はご自身の判断と責任で行ってください。

家計を見直そうと思っても、何から手をつければよいのか分からなくなることがあります。

食費を減らすのか、買い物を我慢するのか、サブスクを解約するのか。考えることが増えるほど、家計管理そのものが面倒になってしまいます。

私の場合、基本的な支払いはクレジットカードに寄せています。そのため、毎月の利用明細をCSVでダウンロードすれば、日付、利用先、金額をまとめて見返せます。

ただ、CSVをそのまま眺めても、生活費の全体像は意外と見えません。

利用先が細かく並び、Amazonのように日用品と趣味の買い物が混ざりやすい支出もあります。サブスクも一つひとつは小さいため、ほかの明細に埋もれがちです。

そこで今回は、クレジットカード明細CSVをChatGPTに読み込ませ、家計をカテゴリ別に整理する方法をご紹介します。

実額は公開せず、家計に入るお金を100%とした割合モデルで扱います。目的は、細かな節約方法を探すことではありません。通信費、保険、サブスクなどを整理すると、貯蓄や投資へ回せる余力がどのように変わるのかを見ることです。

この記事では、次の内容を扱います。

  • クレジットカード明細CSVをChatGPTで分類する流れ
  • AIに任せたことと、人間側で確認したこと
  • 通信費、保険、サブスクを見直す順番
  • 見直し前後の家計割合モデル
  • AIの提案をそのまま採用しないための確認ポイント
目次

固定費から見ると、家計の余力が見えやすかった

資産形成を考え始めると、最初に投資商品や利回りを調べたくなります。

ただ、毎月の家計に余力がなければ、積み立てを続けること自体が苦しくなります。投資計画を作る前に、「毎月どのくらい残せる家計なのか」を見ておかないと、計画上の数字だけがきれいになってしまいます。

そこで、私が先に確認したのが固定費でした。

住居費、通信費、保険、サブスク、水道光熱費など、毎月ほぼ自動的に出ていく支出です。

変動費を減らすには、その都度判断が必要です。外食を控える、買い物を我慢する、安い商品を選ぶ。一定の効果はありますが、生活の満足度を削りすぎると続きません。

一方で、固定費は契約やプランを一度見直すと、その後の支出にも反映されます。

私が知りたかったのは、「何を我慢できるか」ではありません。

どの支出を整理すると、貯蓄・投資の割合を増やせるのか。その位置を見つけることでした。家計簿をきれいに完成させることよりも、資産形成へ回す余力を探すことを優先しています。

クレジットカード明細CSVを渡す前に、見せる情報を減らす

家賃、保険料、通信費、食費、貯蓄額などは、家庭ごとに前提も違います。

整理の入口にしたのは、クレジットカードの利用明細CSVです。利用明細CSVを活用し、Chat GPTに整理してもらうことで家計の支出を整理することができます。

Chat GPTにCSVファイルを渡して、以下のようなプロンプトで聞くだけです。

添付したCSVは、家計で利用しているクレジットカードの明細です。

添付したCSVは、家計で利用しているクレジットカードの明細です。
明細の内容を分析し、月ごとの生活費をカテゴリ別に整理してください。

カテゴリは、以下を目安に分類してください。

・ 住居費
・ 通信費
・ 保険
・ サブスク
・ 食費
・ 外食費
・ 教育費
・ 貯蓄・投資
・ 娯楽費
・ その他必要なカテゴリ

スーパーでの買い物は「食費」、コンビニでの購入や飲食店、テイクアウトなどは「外食費」に分類してください。

また、分類が難しい明細については、無理に判断せず「要確認」として分けてください。最後に、カテゴリごとの月額合計と、月全体の生活費が分かる形でまとめてください。

カード会社によって、CSVの項目やダウンロードできる期間は異なります。

そのため、CSVをダウンロードして、そのままChatGPTへ渡さないほうがよいです。

なぜなら、個人情報などが含まれている場合があるためです。

私はアップロードする前に、次の情報が残っていないかを確認しています。

  • カード番号や住所などの個人情報
  • 公開したくない利用先
  • 家族に関わる情報
  • 分析に必要のない列やメモ
  • 仕事や社内規定に関係する支出

伏せたい利用先がある場合は、名称を削除するか、内容が分かりすぎない名前に置き換えます。

また、カード明細だけで家計全体が完成するわけではありません。カード以外で支払っているものや、収入側の情報については、必要な範囲で補足しました。

ChatGPTには仮分類と割合化までを任せる

ChatGPTには、家計の最終判断ではなく、明細を整理する作業を手伝ってもらっています。

今回の流れは次の通りです。

手順AIに任せたこと人間側で確認したこと
明細を用意するCSVの列と明細を読み取る対象期間や重複がないかを見る
情報を減らす分析に必要な列を整理する個人情報や伏せたい利用先を除く
カテゴリ分け食費、日用品、通信費、サブスクなどへ仮分類する生活実感と違う分類を修正する
支出を集計するカテゴリ別の合計を出すカード外の支出や補足情報を確認する
割合に直す全体を100%として比率を出す実額ではなく公開用モデルとして調整する
見直し候補を出す通信費、保険、サブスクなどを抽出する削ってよいもの、残すもの、保留するものを分ける

特に修正が必要だったのは、利用先だけでは中身を判断しにくい支出です。

たとえば、Amazonでは日用品と趣味の買い物が混ざります。店舗名だけでは、食費なのか外食なのか判断しにくい明細もあります。

AIは利用先の名前から分類を推測しますが、実際に何を買ったかまでは分かりません。分類が怪しい明細は一覧にしてもらい、最後は私が確認しました。

ただし、ChatGPTは金融判断を代行するものではありません。今回も、「正しい家計」を決めてもらったわけではなく、分類、集計、比較のたたき台を作るために使いました。

割合に直すと全体は見やすくなりますが、家庭ごとの事情までは表に出ません。家族構成、住む場所、子どもに関する支出、仕事で必要な費用などがあるため、数字だけで良い悪いを決めないようにした方が良いです。

見直し前は、貯蓄・投資に回せる割合が5%だった

見直し前の家計は、貯蓄・投資に回せる割合が5%程度でした。

項目見直し前の割合見えたこと
住居費27.0%大きいが、生活の土台なので短期間では動かしにくい
通信費3.5%スマホと自宅ネットを含めて確認する余地がある
保険7.7%高めだが、保障内容を確認せずに削らない
サブスク2.9%動画、AI、クラウド、アプリ課金などが積み上がりやすい
水道光熱費6.0%季節差があるため、単月だけでは判断しにくい
食費10.0%外食と分けて確認する
外食6.0%金額だけでなく、生活の満足度も見る
日用品12.5%ネット通販などが混ざりやすく、再分類が必要
娯楽費9.0%すべて削るより上限を決めたほうが続けやすい
交通費5.0%生活圏や仕事の状況で変わる
医療費2.4%月ごとの変動が大きい
貯蓄・投資5.0%資産形成の余力としては少なく感じた
その他・調整3.0%分類しきれない支出を入れる余白

私は、固定費を削減することで貯蓄・投資を20%にすることを目標にしました。

もちろん、20%がすべての家庭にとって正解という意味ではありません。ただ、見直し前の5%と比べるための外部目安にはなりました。

私が気になったのは、通信費や保険などが単独で高いことだけではありません。

それらが積み上がった結果、貯蓄・投資へ回る割合が5%しか残っていなかったことです。

「月末に残ったら貯める」という形では、支出が多かった月ほど資産形成が後回しになります。この状態を変えるには、支出のどこに手をつけるかを先に決める必要がありました。

通信費・保険・サブスクは、同じ固定費でも扱いを分けた

固定費だからといって、すべてを同じように削れるわけではありません。

私が最初に確認しやすいと感じたのは通信費です。

スマホや自宅のインターネット回線は、仕事や生活に必要です。ただ、昔のプランを使い続けていたり、不要なオプションが残っていたりする場合は、生活への影響を抑えながら見直せる可能性があります。

サブスクも、比較的確認しやすい項目です。

動画配信、音楽、クラウド、AIサービス、学習サービス、アプリ課金などは、一つひとつの金額が小さくても、合計すると無視しにくくなります。

私は「使っているか」だけではなく、「今も毎月払い続ける理由があるか」で確認しました。

仕事や学習に使っているサービスは残します。一方で、存在を忘れていたものや、ほとんど使っていないものは見直し候補にしました。

保険については、同じようには扱いませんでした。

保険料は家計に占める割合が大きくなりやすい一方で、保障内容を理解しないまま減らすと、必要な保障まで失う可能性があります。

そのため、保険は「削減する項目」ではなく、次の点を確認する項目として扱いました。

  • 保障内容が重複していないか
  • 現在の家族構成に合っているか
  • 会社の制度や公的保障と重なっていないか
  • 何に備えるための契約なのか説明できるか

ここはAIの分類結果だけで決めず、契約内容を自分で確認する必要があります。必要に応じて、専門知識を持つ人へ相談する領域だと考えています。

固定費の見直しは、安いものを選ぶ競争ではありません。生活の土台を残しながら、惰性で払い続けているものがないかを確認する作業です。

見直し後は、貯蓄・投資20%を実現した

見直すことによって、貯蓄・投資を20%を実現できています。

見直し前後で大きく変えた項目は、次の通りです。

項目見直し前見直し後見直し方
通信費3.5%1.0%プランやオプションを確認する
保険7.7%4.0%保障内容を確認し、重複があれば整理する
サブスク2.9%2.0%利用していないサービスを見直す
貯蓄・投資5.0%20.0%残った金額ではなく、先に割合を置く

見直し後の全体像は、次のようにしました。

項目見直し後の割合
住居費27%
貯蓄・投資20%
日用品10%
娯楽費10%
食費9%
水道光熱費6%
外食5%
保険4%
交通費4%
サブスク2%
医療費2%
通信費1%

このモデルで意識したのは、すべての支出を小さくすることではありません。

日用品は10%、娯楽費も10%残しました。生活に必要なものや楽しみに使うお金まで削りすぎると、家計の見直し自体が続かなくなるからです。

固定費を整理する目的は、暮らしをできるだけ小さくすることではありません。将来に回すお金と、今の生活に使うお金を、自分で選べる形に近づけることです。

数字が整っても、生活事情まではAIには分からない

ChatGPTに家計を整理してもらうと、数字の並んだ表は作りやすくなります。

ただ、表がきれいに完成したからといって、そのまま実行できるわけではありません。

AIは、家族の事情、仕事で必要なサービス、子どもに関する支出、過去に何で困ったのかまでは自動では分かりません。たとえば通信費を下げる場合でも、仕事で安定した回線が必要なら、金額だけでは決められません。

サブスクも同じです。利用回数が少なくても、ブログ運営や学習に必要なサービスであれば、単純に不要とは言えません。

保険料の割合が高くても、すぐに解約する話にはしませんでした。保障内容、家族構成、手元資金、会社の制度などを確認しないと、削ってよいか判断できないためです。

AIには削減候補を出してもらい、私は生活への影響とリスクを見て、次の三つに分けました。

  • 見直すもの
  • 残すもの
  • 追加確認が必要なもの

この分け方にすると、家計の見直しが極端になりにくいと感じました。

まとめ

固定費を削るというと、我慢や節約の話に見えます。

ただ、今回の目的は生活をできるだけ小さくすることではありません。毎月の支出を整理し、貯蓄・投資や生活防衛資金へ回せる余力を作ることです。

家計に余力があると、急な支出が発生したときにも慌てにくくなります。将来の働き方や暮らし方を考えるときも、選択肢を少し残しやすくなります。

以前、AIでライフプラン表を作ったときも、家族に関する費用や固定費を入れることで見え方が変わりました。

ライフプラン表を作る前に、まず毎月のお金がどのような割合で使われているのかを見る。そこから、どの固定費を確認すると、資産形成へ回す余力を作れそうなのかを考えました。

通信費は、スマホと自宅のインターネット回線を分けると、見直せる部分が分かりやすくなりそうです。

サブスクも、動画、AI、クラウド、学習、アプリ課金では目的が違います。すべてを悪い支出として扱わず、使っているもの、使っていないもの、仕事やブログ運営に必要なものを分けて見たいです。

家計の数字を整えることは、暮らしを締めつけることではありません。

自分が何にお金を使いたいのかを見えるようにして、将来の選択肢を少し増やすための作業だと、今のところは考えています。

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この記事を書いた人

東証プライム上場企業で生成AIの開発に携わるAIエンジニアです。

仕事では最先端のAIを扱いながら、日常ではあまり活用できていないことに気づきました。

本当にAIは人生を変えるのか.

それを確かめるため、株式投資や副業、子どもとの遊びなどにAIを取り入れ、暮らしがどう変わるのかを実験・発信していきます。

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