子供向けの開発を何にしようと悩んでいたら、子供が片付けをしていて途中で遊び始めてしまっていました。
「あと5分で片付けて」と言っても、時間の感覚がうまく伝わっていないようでした。
そこで今回は、AIにお片付けタイマーを考えさせて、実際に作らせてみることにしました。

AIで試したこと
今回やったのは、
子供が時間感覚を持って片付けられるような仕組みをAIに考えさせて、実装までさせる
というものです。
使用したAIはClaude Codeです。
最初に渡した入力はシンプルで、
子供の片付け用に、時間感覚を持ってもらう機能を考えてください
という形です。
Planモードから考えさせて
- アイデア出し
- 方針決定
- 仮説設計
- 実装
までAIに進めさせました。
AIが提案してきたアイデア
AIはまず、5歳児の特性から整理していました。
- 数字で時間を理解するのは難しい
- 視覚や体験で理解する方が良い
という前提です。
その上で、複数のアイデアを提示してきました。
- 物語型タイマー
- キャラクターと一緒に片付ける
- ビジュアルカウントダウン
- ポイント制
その中からAIが選んだのは、
キャラクターと一緒に片付けるタイマー
でした。
理由としては、
- 数字を使わない
- プレッシャーを与えない
- 仲間感を作る
といったものでした。
確かに、いいかもと思いました。
試した過程
ここから実装に進みます。
仮説設計
AIはまず仮説を定義しました。
- キャラクターと一緒に片付けることで行動が変わるのではないか
- 進捗に応じて部屋が綺麗になる演出を入れる
- セリフで進捗を伝える
さらに、
- 成功条件
- 利用シーン
まで整理してから実装に入っています。
実装
実装されたのは、
- タイマーロジック
- キャラクターの部屋表示
- 進捗に応じた変化
といった構成です。
時間ではなく、
- おもちゃが減る
- セリフが変わる
という形で進捗を表現していました。
実装されたアプリ
子供の反応
実際に子供に使ってみたところ、ほとんど興味を示しませんでした。
途中で画面を見ることもなく、いつも通り遊び始めてしまい、片付けにはほぼ影響がありませんでした。
このクオリティだと、まあそうだよねって感じです、、、。
- 動きが少ない
- 体験として弱い
- キャラクターとの一体感が薄い
ので面白くないですね。
学びとポイント
AIは「正しい設計」はできるが、「刺さる体験」は別問題
今回のAIの提案は、
理論的にはかなり正しかったと思っています。
- 年齢に合っている
- プレッシャーがない
- 分かりやすい
けど、実際のアプリはそんな感じになっていなかったです。
子供が動くかどうかは、
- 面白いか
- 関わりたくなるか
- 体験として魅力があるか
で決まります。
仕様として正しいことと、使われることは別ですね。
次のアクション
今回の結果を踏まえて、ここからどう改善するかを考えていきます。
現時点では、明確なアイデアはまだありません。
ただ、
- なぜ興味が出なかったのか
- どうすれば関わりたくなるのか
を、もう一度AIに考えさせてみようと思っています。
例えば、
- 動きを増やす
- インタラクションを入れる
- ご褒美要素を入れる
など、方向性はいくつか考えられますが、
ここも含めてAIに整理させる予定です。
まとめ
今回は、子供の片付け問題を解決するために、AIにお片付けタイマーを考えさせて実装してみました。
結果としては、期待していたほどの効果は出ませんでした。
体験型のアプリは、AIに実装させてもそのまま使える形にならないかもしれません。
引き続き、トライしていきます。

