あぶちゃです。
このブログでは、AI業界への転職を考えている方に役立つ情報をお届けしています。転職に役立つヒントから最新のAIツールや技術の紹介をしています。本ブログによって、少しでもAIの魅力を感じていただけると嬉しいです!
Open AIのAIツールてChat GPTが有名だけど、他にもあるの?
以上のような疑問にお答えしていきます。
このブログ記事は、Chat GPTを含むOpen AIが提供しているAIツールがどんなものがあるのか?どういう特徴があるのか?と疑問を持っている読者を対象としています。
- OpenAIの概要
- Open AIのアカウントの登録方法
- Open AI 5つのAIツールの特徴と活用方法
- Open AIのAIモデルを簡単に外部から使用する方法
OpenAIが開発するAIツールは、私たちの生活や仕事を劇的に変える可能性を秘めています。
2023年最新のOpenAI AIツール一覧を紹介し、各ツールの特徴や活用方法を解説しています。
また、使い方や応用例を解説した記事のリンクも紹介していますので、併せてご覧ください。
この記事を読むことで、初心者でもOpenAIが提供するAIツールを簡単に使いこなせるようになります。さあ、AIの世界へ一歩踏み出しましょう!
以下の記事では、AI職種を6つ紹介しています。未経験からでも転職は可能なので、AIに興味がある方は参考にしてみてください。
OpenAIとは?
Open AIについて
OpenAIは、2015年にイーロン・マスク、サム・アルトマン、グレッグ・ブロックマンら著名な起業家や研究者によって米サンフランシスコに設立されました。Open AIに、マイクロソフトも10億ドルの出資をしています。
Open AIは、非営利法人として設立された経緯もあり、法人としての発展よりも人類全体に利益をもたらすAI技術を研究・開発するといった壮大な目標を掲げています。
Open AIの目標
人類全体に利益をもたらす有益な汎用人工知能(AGI)を研究・開発すること.
※汎用人工知能(AGI):人間のように学習・理解・推論し、新しい状況や未知の問題にも適応できるようなAI
汎用人工知能(General Artificial Intelligence, AGI)は、人間のように幅広い知識やスキルを持ち、状況に応じて柔軟に対応できるAIのことを指します。
現在のAI技術は、主に特定のタスクに特化したものであり、例えば画像認識や自然言語処理、音声認識などの分野で優れた性能を発揮していますが、汎用人工知能とは異なります。
汎用人工知能の開発はまだ困難な課題が多く残されており、現在のところ、実現の見通しは立っていません。
Open AIは、そのAIの最終目標とも言える汎用人工知能の実現を目指すために設立された法人になります。
OpenAIの実績
世間に与えた影響が大きかった重要な出来事に絞ってOpen AIの実績をまとめてみました。
年月 | 出来事 |
2015年12月 | OpenAIの設立 |
2018年6月 | GPT-1 発表 |
2019年2月 | GPT-2 発表 |
2019年3月 | OpenAI LPの設立、営利と非営利のハイブリッド体制に移行 |
2020年6月 | GPT-3 発表、大幅に性能が向上し、多くのアプリケーションが開発される |
2021年1月 | DALL-E発表、自然言語の説明に基づいて画像を生成する能力が注目され始める |
2021年8月 | Codex発表、プログラムコードを生成・解析する能力を持つAI(2023 年 3 月の時点で、Codex モデルは非推奨になっています) |
2022年4月 | DALL-E 2発表、画像生成能力の向上と応用範囲が広がる |
2022年9月 | Whisper発表、音声認識技術が進化し、多言語対応が強化される |
2022年11月 | Chat GPT 発表、人間のような自然な会話ができるということで話題を集めた |
2023年1月 | Chat GPT API発表、GPT-3を利用した対話型アプリケーションの開発が可能に |
2023年3月 | GPT-4発表、さらに性能が向上し、多くのタスクで人間を超える性能を示す |
以上の表を見てもらえるとわかりますが、OpenAIは、設立から10年も経たず、多くの画期的なAI技術を発表し、社会から広く認知され、活躍が期待されている法人になっています。
OpenAIは、AI分野のさらなる進化と革新を牽引していくと思いますので、今後の活躍も楽しみです!
OpenAIの体制
Open AIは、営利法人であるOpenAI LPを2019年3月に設立しており、営利と非営利のハイブリッド体制になっています。
OpenAI LPの設立背景
OpenAI LPの設立背景には、以下のような理由があります。
- 資金調達: AI技術の研究開発には膨大な資金が必要であり、AI技術の研究開発に必要な資金を確保するため。
- 競争力の維持: AI技術分野は競争が激しく、競争力を維持することで優れた研究者やエンジニアを引き付けるため。
- 影響力の拡大: 営利法人として成功することで、AI技術の影響力を拡大し、社会全体への貢献を促進するため。
ただし、OpenAI LPは、Open AIの目標に従って運営されており、人類全体の利益のために有益な汎用人工知能を開発するという使命を維持しています。そのため、OpenAI LPは、目先の利益よりも、安全性や普遍性を重視しています。
OpenAIの最高経営責任者(CEO)
OpenAIの最高経営責任者(CEO)は、Open AIの創設メンバーの一人であるサム・アルトマンです(2023年4月26日時点)。
以前はY Combinator(YC)で代表を務めていました。Y Combinatorは、シリコンバレーを中心に活動する有名なスタートアップのインキュベータ(起業の支援を行う事業者)で、DropboxやAirbnbなどの成功企業を輩出しています。
右側の方がサム・アルトマンです。
Open AIが話題になっている理由
Open AIは、数多くのAI技術を世間に発表していますが、その中でも「Chat GPT」が発表されたことが世間に急速に認知されるきっかけになりました。
話題になっていることもあり、「Chat GPT」を使ったことなくても知っている方も多いと思いますが、「Chat GPT」は、誰でも簡単に使えて、今までのAIチャットボットの常識を覆すほど、人間に近い自然な回答ができるということで世間に驚きを与え、Open AIが広く話題になっています。
「Chat GPT」の凄さが、口コミで伝わり、5日後には100万人のユーザーを、2カ月後には月間アクティブユーザー数が1億人に達したとOpen AIが発表しています。
ChatGPT: The AI bot taking the tech world by storm(chartr)
Open AI アカウント登録方法
Open AIのAIツールを使用するためには、Open AIのアカウントを登録する必要があります。
Open AIのアカウントだけを登録するためのサイトがないため、Chat GPTのサイトからOpen AIの登録方法を説明します。
以下の方法で、Open AIアカウントを登録すると「Chat GPT」がすぐに使えるようになります!
Open AI アカウント登録方法
- Chat GPTのサイトにアクセス
- メールアドレスとパスワードの登録
- メールアドレスの認証
- 利用者名の登録
- 電話番号の登録
- 利用開始
簡潔に説明していきます。
Chat GPTのサイトにアクセス
以下のChat GPTのサイトにアクセス。左下の「TRY CHATGPT」をクリックして、登録画面に進みます。
メールアドレスとパスワードの登録
「Sign up」をクリックして、アカウントの作成画面にアクセスする。
個別アカウントを作成したい方は、「Email address」と記載されている入力バーにメールアドレスを入力して、「Continue」をクリック。
「googleアカウント」、「Microsoftアカウント」を用いて登録する方は、対応するボタンをクリックしてください。
希望するパスワードを入力して、「Continue」をクリック。
メールアドレスの認証
登録したメールアドレスに認証用のメールを送付したという画面がでますので、メールを確認してください。
以下の画像のようなメールが送られてきますので、「Verify email address」をクリックしてメールアドレスを認証します。
利用者名の登録
認証後、Chat GPTの登録画面に戻り、ページを更新すると、利用者名を登録する画面が表示されますので、希望の利用者名を入力してください。
電話番号の登録
電話番号を入力し、「Send code」をクリックしてください。
登録した電話番号にショートメールが届きますので、そこに記載されている6桁のコードを入力してください。
利用開始
以上で、アカウントの登録が完了です!
Chat GPTを使いたい場合は、そのまま、使うことができます。
Open AI AIツールのまとめ
現在、Open AIが発表しており、一般ユーザーが簡単に利用できるAIツールは以下の5つになります。
- GPT-4:最新の自然言語処理モデルで、文章生成や理解が驚異的に高い性能を持つ
- ChatGPT:対話型AIツールで、質問への回答や文章作成など、様々なテキストタスクをサポート
- Playground:AI技術を簡単に試せるオンライン環境で、GPT-4やDALL-E 2などの機能を手軽に体験できる
- DALL·E 2:画像生成技術で、テキスト入力に基づいて独創的なビジュアルアートを創り出す
- Whisper:高度な音声認識技術で、さまざまな言語や状況での音声をテキストに変換
「自然言語処理」、「画像処理」、「音声処理」といった多分野のAI技術を研究・開発していることが見て取れます。
それぞれのAIツールに関して、一つ一つ解説していきます。
Open AI 5つのAIツールの特徴と使い方
「ChatGPT」:AIブームを巻き起こした自然言語処理モデル
Chat GPTとは?
Chat GPTは、Open AIが開発した自然言語処理モデルであり、GPT-4の一つ前のモデルになります。
インターネット上の大量のテキストを事前に学習させたチャットボットであり、質問をすると、本当に実際の人間が応答してくれているような自然な回答をしてくれます。
Chat GPTの主な特徴
「Chat GPT」の主な特徴は、以下になります。
- 自然な会話体験
-
Chat GPTは、自然言語処理技術を活用し、人間のような自然な会話が可能。質問への回答やディスカッションの進行がスムーズで、人間とのコミュニケーションに近い体験をすることができます。
- 多様なタスク対応
-
Chat GPTは、質問応答、要約作成、翻訳、アイデア生成、コンテンツライティングなど、多様なタスクに対応しています。これにより、日常生活やビジネスシーンで幅広く活用することができます。
- 多言語対応
-
Chat GPTは、英語を中心に複数の言語に対応しています。これにより、世界中のユーザーが自分の言語でAIとコミュニケーションを楽しむことができます。
Chat GPTでできること
ChatGPTは日常生活やビジネスにおいて多くのシーンで活用することができます。
以下に、想定される使用方法をあげています。
- 質問応答: さまざまなトピックに関する質問に対して、適切な回答をすることができます。例えば、一般的な知識やトレンドに関する質問、専門的な質問などに対応できます。
- 要約作成: 長い文章や複数の情報を短く要約することができます。これにより、情報を整理し、要点を把握する際に役立ちます。例えば、ニュース記事やレポートの要約作成に活用できます。
- 翻訳: 英語を中心に複数の言語に対応しており、翻訳タスクにも利用できます。例えば、異なる言語間でのコミュニケーションをすることができ、ビジネスや旅行などで役立ちます。
- アイデア生成: 創造的なアイデアを提案することができます。例えば、ブログ記事のタイトルやビジネスアイデア、プロジェクト名など、さまざまなシーンで新しいアイデアを得ることができます。
- コンテンツライティング: 文章の生成や編集をすることができます。例えば、ブログ記事やSNS投稿、プレゼンテーションのスライドなど、さまざまなコンテンツを効率的に作成することができます。
AIを使ったブログ記事作成に興味がある方は、【2023年版】効率10倍でアクセスを増やす!ブログ記事作成におすすめのAIツール5選も合わせて読んでみてください。
「ブログのアクセスが増えない!」と思い悩む人に向けて、ブログ記事作成におすすめのAIツールをまとめています。
Chat GPTの料金
無料で利用できます!
ChatGPTは、ビジネス、プライベートの様々な場面で活用することができます。
以下の記事では、Chat GPTの登録方法と使い方を徹底解説しています。Chat GPTを使った最新のチャット機能を利用して副業の効率化・パフォーマンス向上に役立てたい!と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください
「GPT-4」:Open AIの最新の自然言語処理モデル
GPT-4とは?
「GPT-4」は、OpenAIが開発した最新の自然言語処理AIモデルで、2023年3月15日に発表されました。
Chat GPTと同様に、インターネット上の大量のテキストを事前に学習させたチャットボットであり、質問をすると、本当に実際の人間が応答してくれているような自然な回答をしてくれます。
Chat GPTと比較して、精度や推論能力や創造性などの様々な点において精度やパフォーマンスが向上しています。
GPT-4の主な特徴
上記で説明した「Chat GPT」の特徴は同じに、「GPT-4」は、以下の特筆すべき特徴があります。
- より創造的な回答が可能
-
CPT-4は、Chat GPTに比べて圧倒的に賢くなっており、Chat GPTを含む過去のAIモデルに比べて、より創造的でオリジナリティがある回答をすることが可能です。
- 大規模な処理が可能
-
GPT-4は、25,000語以上のテキストを入力・応答として扱うことが可能で、大規模な処理を実行することができます。
- マルチモーダルモデルである
-
「テキスト」だけに限らず、「画像」を入力して、質問をすることが可能です。
GPT-4でできること
Chat GPTと同様で、「GPT-4」は多様なタスクに対応できる柔軟性があり、例えば、質問応答、要約作成、機械翻訳、文章推敲など、さまざまな分野でその力を発揮することができます。
Chat GPTと異なるところは回答の精度になります。GPT-4は、Chat GPTと比較して、圧倒的に賢くなっています。
想像力次第で、様々な領域で活用することができますが、例えば、以下のようなことができます。
- 調べたいことを質問する
- 文章を考えてもらう(本、ブログの執筆やtwitterの文章など)
- 文章の要約をしてもらう
- 創造的なアイデアを尋ねる
- プログラミングのコードを書いてもらう
GPT-4の料金
現在(2023/4/21)、GPT-4は以下の2つの方法で使うことができ、2つの方法で料金が違います。
- Open AIのChatGPT Plusに加入して使用する場合:月額20ドル(日本円で約2,600)
- Bingの最新のチャット機能を使用して使用する場合:「Microsoft Edge」から無料で利用
GPT-4は、日常生活の様々な場面で活用することができ、日常をもっと便利にすることができます。使い方は無限大!
以下の記事では、「GPT-4」の使い方や「Chat GPT Plus」と「Bingのチャット機能」を使った方法の違いに関して解説しています。GPT-4を使ってみたいという方はぜひ、参考にしてみてください。
「Playground」:様々なAIモデルを手軽に試せるWebツール
Playgroundとは?
Playgroundとは、Open AIのさまざまなAIツールを試すことができるWebツールになります。
OpenAI Playgroundが提供されている目的としては、以下になります。
Playgroundの目的
さまざまなOpenAIのAIモデルの挙動を簡単に調整・検証し、その仕組みや性能を直感的に理解すること
ユーザーは、自分が入力した質問に対してAIツールがどのように応答するかを確認できるため、自分自身の興味や目的に応じた検証が可能であり、実際に自然言語処理を実装する前にモデルの挙動を確認したい人にとって、非常に有用なツールとなっています。
Playgroundの主な特徴
Playgroundの主な特徴は、以下になります。
- さまざまな用途に調整されたAIモデルを試せる
-
自然言語処理に特化したモデルであるGPT-3(Generative Pre-trained Transformer 3)を使用して、文章生成、テキスト分類、言語翻訳など多岐にわたる用途に調整された様々なAIモデルを試すことができます。
- AIモデルのパラメータ調整が可能
-
Playgroundは、Open AIのwebサイト上で簡単にAIモデルのパラメータを調整することができ、その仕組みや性能を理解することができます。
Playgroundでできること
Playgroundの魅力は、AI技術に対するハードルを大幅に下げることです。プログラミングスキルがなくても、簡単な操作でAIモデルのパラメータを調整することができ、どのように回答が変わるのかを手軽に試すことができます。
Playgroundで使用できるモデルは以下になります。
Playgroundで使用できるAIモデル (ベースとしてGPT-3を使用)
- text-davinci-003:高度な自然言語理解と生成を持つ最先端のGPT-3モデルで、幅広いタスクに対応
- text-curie-001:非常に高性能で、Davinciより速く、低コスト
- text-babbage-001:素直な作業ができる、非常に速い、コストが低い
- text-ada-001:非常にシンプルな作業が可能で、GPT-3シリーズの中で最も高速なモデルであり、最も低価格
- text-davinci-002:高度な自然言語理解と生成能力を持つが、text-davinci-003よりも効率的
- text-davinci-001:自然言語理解と生成能力があり、多様なタスクに対応
- davinci-instruct-beta(初期バージョン):インストラクションに従って高度なタスクを実行
- davinci(初期バージョン):自然言語理解と生成能力が高い
- curie-instruct-beta(初期バージョン):インストラクションに従って中程度のタスクを実行
- curie(初期バージョン)多様なタスクに対応しながら効率的に動作
- babbage(初期バージョン):一般的なタスクに対応しつつリソース効率が高い
- ada(初期バージョン):基本的なタスクに対応しつつ最も効率的に動作
初期バージョンは最新のモデルに比べて精度が劣るので、より最新のモデルを使ってみることをおすすめします!
Playgroundの料金
Open AIのアカウントに登録していれば、Open AIのWebサイト上からPlaygoundを使用することができ、料金は無料になります。
Playgroundで色々なAIモデルを試してみることで、AIモデルによる違いが実感でき、AIが日常生活にどのように役立つかを想像できます!
以下の記事では、「Playground」の使い方やパラメータの調整方法をAIの知識がない方にも使用できるように、わかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
「DALL·E 2」:驚愕の画像生成!文章から自動で画像を生成
DALL·E 2とは?
DALL·Eは、OpenAIが開発した画像生成AIで、テキストから関連する画像を生成することができます。
簡単にいうと
Open AI 「DALL·E 2」は
ユーザーが作成した文章を表す画像を自動で生成してくれる最新のAI技術
従来の画像生成技術では、既存の画像を組み合わせて新しい画像を生成することが一般的でしたが、DALL·Eは、テキストの意味を理解し、それに基づいてオリジナリティあふれる画像を生成します。
DALL·E 2の主な特徴
DALL·E 2の主な特徴は、以下になります。
- 文章から自動でリアルな画像を生成することができる
-
DALL·E 2は、文章でどのような画像を生成してほしいか指定してあげるだけで、自動的に写真や絵画のようなリアルな画像を生成することができます。
- 詳細な画像生成が可能
-
DALL·E 2は、複数の物体を組み合わせることもでき、物体の形状や色、位置、サイズ、角度などの詳細な情報を考慮した画像を生成することができます。
DALL·E 2でできること
DALL·E 2は、画像の自動生成だけでなく画像の編集も可能です。
「DALL·E 2」:画像を編集できる3つの機能
- バリエーション違いの生成:ベースとなる画像を元としたバリエーション違いの画像を自動で生成できる
- 画像の自動編集(インペインティング):元となる画像の一部を編集して、新しい画像を生成することができる
- 画像の自動拡張(アウトペインティング):元となる画像をベースとして、画像を拡張(画像の続きを生成)することができる
上記のように素人でも簡単に、AI技術による驚くべき画像生成機能を手軽に利用できるようになっています。
DALL·E 2の料金
Open AIのアカウントに登録していれば、DALL·E 2のWebサイト上からPlaygoundを使用することができます。
無料でも利用できますが、毎月の使用できる回数に制限があります。無料回数を超えて使用したい場合は、追加でクレジットを購入する必要があります。
無料で利用できる範囲
- 利用開始時に、50のクレジットが無料で配布
- 毎月、15のクレジットが配布
クレジットの購入
- 15ドルで、115のクレジットを購入することができます。
1回の画像作成で、1つのクレジットで消費し、4つの異なる画像が作成されます。
DALL-Eを使いこなせば、AIと共創する新しいクリエイティブの世界が広がります。
以下の記事では、ノンプログラマーの方でも簡単に活用できるように、OpenAI 「DALL·E 2」の使い方と活用方法をわかりやすく解説しました。ぜひ、参考にしてくみてください。
「Whisper」:音声を「理解」してテキストに書き起こす
Whisperとは?
Whisperは、OpenAIが開発した高性能な音声認識モデルで音声データをテキストデータに変換することができます。
自然言語処理の進化により、さまざまなアプリケーションやデバイスで音声入力や音声操作が可能になっています。Whisperは、そのような音声認識タスクに対応するために開発されました。
Whisperを使うことで、「youtube」の音声や「ボイスレコーダー」で録音した音声を自動で、文字に書き起こしてくれます。
Whisperの主な特徴
Whisperの主な特徴は、以下になります。
- 高い音声認識精度
-
68万時間にも及ぶ音声データを学習させることで、高精度な音声認識を実現しています。
- 幅広い言語対応
-
多言語の音声データを学習させているので、幅広い言語での音声認識を実現しています。
Whisperでできること
Whisperを活用することで、さまざまな用途で音声認識が利用できます。
例えば、仮想アシスタントや音声操作可能なデバイスの開発、音声入力による文章作成、音声認識を用いた会話アプリケーションなどが挙げられます。さらに、多言語対応も可能なため、国際的なコンテキストでの使用も容易です。
Whisperの料金
現在(2023年4月)、Whisperを使うためには、API(アプリケーションプログラムインターフェース)という方法を使う必要があり、pythonなどのプログラミング言語を使用する必要があります。
APIを使った際に料金は、一分間で$0.006(0.8円)ほどになります。
Open AIのAPIについては次の内容で説明しています。プログラミング初心者には少しハードルが高いですが、興味がある方は試してみましょう。
Whisperを活用すれば、日常生活や仕事で音声認識がもっと身近になります。例えば、スマートフォンやスマートスピーカーでの音声アシスタント機能が向上し、さらに快適なコミュニケーションが実現できるでしょう。
また、音声認識技術を使った自動通訳アプリや、会議やインタビューの録音データをリアルタイムでテキスト化するアプリも開発できます。
Whisperを使いこなせば、音声認識が日常生活や仕事をより便利にしてくれる未来が待っています。
APIにより、AIツールを使った独自のコンテンツ作成
API(Application Programming Interface)は、上記で解説したOpen AIが提供しているAIツールを簡単に外部から使用するためのプログラムです。
APIの利点は、GPT-4やChatGPTなどのAI技術を簡単に独自のアプリやウェブサービスに組み込めることです。
OpenAIのAPIを使えば、開発者は複雑なAIモデルの構築や学習プロセスを気にせず、既存のAI技術をそのまま活用することができ、手間や時間を大幅に削減し、短期間でアプリの開発が可能となります。
APIを活用すれば、あなたのアイデアやニーズに合わせたオリジナルのAIアプリケーションを実現することができます!
以下の記事では、初心者やノンプログラマーの人でも使用できるように、OpenAI APIの使い方をわかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください
“最後に” 驚愕のOpenAI AIツール一覧! | まとめ
いかがでしたか?本記事では、2023年最新のOpenAI AIツール一覧をご紹介しました。
Chat GPTだけでなく、他にも驚愕のAIモデルがたくさんあることが知っていただけたかと思います。
これらのツールを活用することで、あなたの日常生活や仕事がさらに便利で効率的になること間違いなしです。
ぜひ、今回紹介したAIツールを試して、AIがもたらす未来を自分の手で体験してみてください!
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