未経験からAI業界へ転職!転職活動の期間とスケジュールを解説

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未経験からAI業界へ転職したいと思っても、「実際にどのくらいの期間がかかるのか」が分からないと、なかなか動き出しにくいものです。私の場合、製造業で制御・データ解析に関わっていた状態から、特定の産業向けにデータ・制御の知見を活かせるAI開発へ転職するまで、転職活動には約6ヶ月かかりました。応募したのは12社。書類選考の通過率は2〜3割ほどで、面接はトータルで10回弱、最終面接まで進んだ企業は3社です。

短期間で一気に決まったわけではありません。準備をして、応募して、落ちたら見直して、面接を受けながらまた修正する。そんなことを繰り返しながら進んだ6ヶ月でした。この記事では、一般的な転職スケジュールを紹介するというより、私が実際に約6ヶ月で何をしていたのかを整理します。

転職活動中は、AIにもスケジュールや応募状況の整理を手伝ってもらいました。ただ、どの企業へ応募するのか、最終的に転職するのかといった判断までAIに任せたわけではありません。情報を整理するところはAIを使い、最後は自分で確認して決める形で進めました。未経験転職は、最初に立てた予定どおりにはなかなか進みません。書類で落ちたり、面接でうまく説明できなかったり、求人を見ているうちに希望する仕事が少し変わったりします。

私自身も途中で何度も修正しました。そのため、「3ヶ月で決める」といった期限だけを先に固定するより、準備や振り返りも含めて少し余裕を持って考えた方が動きやすいと感じています。ここから紹介する6ヶ月間の流れも、誰にでもそのまま当てはまる正解ではありません。それでも、実際に何をしていたのかを時期ごとに分けると、未経験からAI関連職種を目指すときの一つの目安にはなると思います。

目次

未経験からAI業界への転職は不可能ではない

未経験からAI業界への転職は、不可能ではありません。ただ、私自身の転職活動を振り返ると、「未経験でも簡単に転職できる」と考えて進めるのは少し違うと思っています。私も、AI開発そのものの実務経験がある状態から転職したわけではありません。その代わり、前職で経験していた制御・データ解析を、次の仕事にどうつなげられるかを考えました。完全にゼロから別の仕事へ移るというより、

「今までの経験のどこを残せるか」を探していた感覚に近いです。未経験という言葉だけを見ると、自分には何もないように感じてしまいます。ただ、前職で扱ってきたデータ、業務知識、問題の整理方法など、一度細かく分けてみると、次の仕事との接点が見つかることがあります。私の場合は、制御・データ解析の経験と接点のある求人を探す方が現実的でした。最初から応募先を一つに絞れたわけでもありません。AI関連職種の中でも何を担当するのか、前職の経験をどこまで活かせるのかを、求人票を見ながら一つずつ確認しました。

応募数を増やすことよりも、「なぜこの求人なら自分にも接点があるのか」を説明できる状態にすることの方が重要だったと感じています。

未経験からAI業界に転職するための期間とスケジュール

転職活動に必要な期間は、その人の経験や学習に使える時間、現職の忙しさ、目指す職種によって変わります。私の場合は約6ヶ月でした。ただし、この6ヶ月をすべて応募や面接に使っていたわけではありません。活動の前半では自己分析や情報収集、学習にも時間を使いました。その後、応募を始めてからも学習を続け、面接でうまく説明できなかった部分があれば職務経歴書や準備内容を見直しました。

準備、応募、面接がきれいに分かれていたわけではなく、途中からはほとんど並行して進んでいました。

一般的な転職活動の期間

転職活動が何ヶ月で終わるかを、最初から正確に決めるのは難しいと思います。特に私の場合は、これまでとは違うAI関連職種を目指していたため、応募そのものだけでなく、職種を理解したり、必要な知識を学んだりする時間も必要でした。約6ヶ月という期間も、「応募を始めてから内定まで6ヶ月」という単純なものではありません。最初は前職の経験を棚卸しし、求人票を読みながら自分との接点を探しました。そのうえで必要な学習を進め、少しずつ応募へ移っていきました。

転職活動の期間を考えるときは、「いつ内定が出るか」だけではなく、「いつ応募できる状態になるか」「面接で自分の経験を説明できる状態になるか」まで含めて考えた方が、実際の感覚に近いと思います。応募を始めてからも修正は続きました。書類で落ちたら内容を見直し、面接で答えに詰まった質問があれば次に備える。予定どおり先へ進むというより、進みながら少し戻ることもある活動でした。

未経験からAI業界に転職するために必要なこと

私が最初に考えたのは、「AI業界に行きたい」という気持ちだけではなく、自分の経験をどの職種につなげられるかということでした。AIエンジニア、AIサービス企画、AIコンサルタント、データ関連職など、AIに関わる仕事といっても内容はかなり違います。私の場合は、製造業で制御・データ解析に関わっていたため、その経験を特定の産業向けのAI開発にどうつなげるかを考えました。

同時に、基礎知識の準備も進めました。私は基礎情報技術者資格を取得し、オンラインAIコースも受講しました。ただ、資格や受講歴を増やすこと自体が目的だったわけではありません。求人票や面接で出てくる言葉を理解し、自分がこれから関わろうとしている仕事について話せる土台を作るために学習していました。また、求人票を見ながら、自分と応募先との距離も確認しました。未経験という条件だけを見るのではなく、前職の制御・データ解析と接点があるのか、入社後に学びながら担当できそうな範囲なのかを見ながら、応募する求人を考えていきました。

転職活動のスケジュール

私の転職活動は、自己分析、学習、応募、面接を順番に一つずつ終わらせる形ではありませんでした。自己分析をしながら求人を見て、応募しながら学習し、面接を受けながら職務経歴書を見直す。実際には、この行き来を何度も繰り返しています。ここでは、約6ヶ月の中でやっていたことを、それぞれの作業に分けて整理します。

自己分析

最初に行ったのは、前職の経験の棚卸しです。職種名だけを見るのではなく、扱っていたデータ、制御に関する知見、仕事の中でどのように課題を整理していたのかを分けていきました。この作業では、AIに経歴を箇条書きで渡し、希望する職種との接点を整理してもらうこともありました。ただ、AIが「これは強みです」と出したものを、そのまま職務経歴書に入れたわけではありません。最終的には、自分が実際の経験として説明できるものだけを残しました。

自己分析では、成果だけではなく、その背景も思い出すようにしました。何が課題だったのか、なぜその方法を選んだのか、どのようにデータを見ていたのか。そこまで整理しておくと、AI開発の経験そのものがなくても、これまで仕事で何をしてきたのかは話しやすくなります。

情報収集と目標設定

次に、求人票を見ながら、自分がどの職種を目指すのかを考えました。最初は「AI関連の仕事」というかなり広い状態だったため、求人を見ることで少しずつ違いを理解していきました。求人票では、必須条件、歓迎条件、仕事内容を分けて確認しました。特に、自分の制御・データ解析の経験と重なる部分がある求人は、これまでの経験を説明しやすいと感じました。ここでもAIを使い、求人票の要件を一覧化しました。

必須条件のうち今の自分では足りないもの、歓迎条件として話せそうなもの、面接で確認したいことを分けるためです。AIに応募先を決めてもらうのではなく、比較しやすい形に整理してもらう使い方でした。

スキル習得と学習

学習は、転職活動の最初だけで終わらせたわけではありません。基礎情報技術者資格の学習やオンラインAIコースの受講を進めながら、求人票に出てくる言葉で分からないものも確認していました。転職活動を始めてみると、学ぶべきことが後から見えてくることもあります。分からない単語が出てきたときは、AIに概要を整理してもらうこともありました。ただし、AIの説明だけを読んで理解したことにはせず、必要に応じて元の情報や求人票に戻って確認していました。

履歴書・職務経歴書の作成

履歴書や職務経歴書では、前職でしてきたことを並べるだけではなく、「その経験が応募先でどうつながるのか」を考えました。私は、制御・データ解析の経験、データを見る視点、現場課題を整理してきた経験などを、応募する仕事との接点が分かるように整理しました。未経験の仕事へ応募するからこそ、今までの経験を消して新しい自分を作るのではなく、これまでの経験のどこを次の仕事へ持っていくのかを考える必要がありました。

応募と面接準備

実際に応募したのは12社です。書類選考の通過率は2〜3割ほどだったので、当然、書類で落ちることもありました。応募を始める前は、この数字を見て落ち込むことになるとはあまり考えていませんでした。ただ、実際には応募しても必ず面接へ進めるわけではありません。そこで、応募日、選考結果、面接で聞かれたこと、次に直したいことを記録するようにしました。面接に向けては、なぜAI関連職種へ進みたいのか、前職の経験をどう活かせるのか、足りないスキルをどう補っているのかを整理しました。

面接後に答えに詰まったところがあればメモして、次の面接までにもう一度考えます。落ちたという結果だけを見ると、全部同じ失敗に感じてしまいます。ただ、「応募先との距離が遠かったのか」「経験の伝え方がうまくなかったのか」と分けて考えると、次に直すことを考えやすくなりました。

内定

最終面接まで進んだ企業は3社でした。選考が後半まで進むと、今度は「受かるための準備」だけではなく、「本当にその会社へ行くのか」を考える時間が増えていきました。仕事内容、年収、働き方、入社後に期待される役割を確認し、今の会社に残る選択肢とも比較しました。内定が出ることは大きな区切りですが、そこで自動的に転職が決まるわけではありません。最後は、自分が何を変えたくて転職活動を始めたのかに戻って考える必要がありました。

退職交渉

退職交渉に入る前には、なぜ転職するのか、次の仕事で何をしたいのかを自分なりに整理しました。前職で評価されていたこともあり、実際に伝えることには不安がありました。それでも、転職理由を事前に言葉にしておいたことで、迷いながらも話を進めることができました。

入社準備

入社前には、転職先で関わりそうな技術や業務内容を確認しました。もちろん、入社前にすべて理解できるわけではありません。それでも、分からない言葉を少し減らしておくだけで、新しい環境に入るときの不安は多少小さくなりました。同時に、前職の経験をどこで活かせそうなのかも考えていました。

認定資格やコースの受講

資格やコースについては、転職活動を始める前にすべて終わらせる必要はないと感じています。私自身も、活動と並行しながら学習しました。基礎情報技術者資格やオンラインAIコースは、自分が準備を進めるための材料になりました。一方で、資格や受講歴があるだけで転職できるわけではありません。学んだことを、自分が応募する仕事やこれまでの経験とどうつなげて説明するかまで考える必要がありました。

具体的なスケジュール例

ここからは、私の約6ヶ月の転職活動を、第1〜2ヶ月目、第3〜4ヶ月目、第5〜6ヶ月目に分けて振り返ります。実際にはきれいに区切れていたわけではなく、前後した作業もあります。そのうえで、「この時期は何に一番時間を使っていたか」という実感に近い形で整理します。

第1〜2ヶ月目

最初の1〜2ヶ月目は、自己分析と情報収集が中心でした。前職で何をしてきたのか。その中で、AI関連職種につながりそうな経験は何なのか。ここをかなり考えていました。同時に、基礎情報技術者資格の学習やオンラインAIコースの受講も進めました。ただ、学習だけを続けていたわけではありません。求人票も見ながら、「この仕事を目指すなら、何を理解しておく必要があるのか」を確認していました。

AIには、求人要件と自分の経験を表にしてもらい、すでに話せる部分と不足している部分を分けてもらいました。この時期は、無理に応募先を決め切るより、まず自分とAI関連職種の接点を探すことを優先していました。振り返ると、この1〜2ヶ月目で大事だったのは「すぐ応募すること」より、「なぜ自分がその仕事へ応募するのか」を説明できる状態に近づけることだったと思います。ここを整理したことで、その後の応募先選びも少し楽になりました。

第3〜4ヶ月目

第3〜4ヶ月目になると、応募と面接準備の割合が増えてきました。応募したのは最終的に12社ですが、すべてが面接に進んだわけではありません。書類選考の通過率は2〜3割ほどでした。書類で落ちたときは、応募先との距離が遠すぎたのか、前職の経験をうまく伝えられていなかったのかを考えました。面接を受けた後も同じです。なぜAI開発へ進みたいのか、これまでの経験の何を活かせるのか。自分では分かっているつもりでも、実際に質問されるとうまく言葉にできないことがありました。

答えに詰まった質問はメモして、次の面接までに整理し直しました。この第3〜4ヶ月目は、気持ちの面でもかなり揺れました。応募しても落ちることがありますし、面接でも思ったように説明できないことがあります。ただ、単純に「自分はダメだった」で終わらせるのではなく、応募先との距離なのか、伝え方なのかを分けるようにしてからは、次に何を直すのか少し考えやすくなりました。

第5〜6ヶ月目

第5〜6ヶ月目は、面接の深掘りと条件確認が中心になりました。面接はトータルで10回弱。最終面接まで進んだ企業は3社です。この時期になると、「内定を取れるか」ということだけではなく、「本当にその会社へ転職するのか」を考える必要が出てきました。仕事内容、年収、働き方、入社後に求められる役割を確認し、今の会社に残る場合とも比較しました。最終的には、前職で身につけたデータ・制御の知見との接点を活かせるAI開発の仕事へ進むことにしました。

内定が近づくにつれて、管理する内容も変わりました。応募日や面接予定を管理する段階から、面接で聞いた仕事内容や提示された条件、自分が入社後に学ぶ必要があることを整理する段階へ移っていきました。約6ヶ月という時間は、転職を決めるために必要な材料を少しずつ集めていた期間だったように思います。早く決めたい気持ちはありましたが、最後に比較する時間を残しておいたことで、納得できるかを考えることができました。

約6ヶ月の転職活動で分かったこと

私が未経験からAI関連職種への転職活動に使った期間は、約6ヶ月でした。応募12社、書類選考の通過率は2〜3割ほど、面接は10回弱、最終面接まで進んだ企業は3社です。こうして数字だけ並べても、一直線に進んだ転職活動ではなかったことが分かります。自己分析が終わったら学習、学習が終わったら応募、という流れでもありませんでした。求人票を見て足りない知識を学び、面接を受けて説明できなかったところを見直し、また次の求人を探す。

この往復を何度もしています。AIには、その途中でスケジュールや応募状況を整理してもらいました。求人条件を並べたり、自分の経験との接点を整理したりする作業では便利でした。一方で、いつ応募するのか、どの企業へ行くのか、提示された条件で本当に転職するのかまではAIに決めてもらっていません。そこは、自分で確認して判断しました。転職活動が想定より長引くと、「何も進んでいない」と感じることもあります。

私も、書類で落ちたり、面接でうまく説明できなかったりするたびに迷いました。それでも、応募結果や面接で聞かれたことを残し、次に直すところが見えているのであれば、少しずつ前には進んでいます。約6ヶ月という期間も、誰にとっても適切な長さではありません。もっと早く決まる人もいれば、もっと時間が必要な人もいるはずです。私が実際に経験して感じたのは、期間そのものよりも、それぞれの段階で何を確認するかの方が重要だということでした。

自己分析、求人確認、学習、応募、面接、条件確認。これらを行き来しながら、自分が納得して転職を判断できる材料を集めていく。未経験からAI関連職種を目指すなら、最初から予定どおりに進むことを前提にせず、修正する時間も含めてスケジュールを考えておく方が、現実には進めやすいと思います。

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この記事を書いた人

東証プライム上場企業で生成AIの開発に携わるAIエンジニアです。

仕事では最先端のAIを扱いながら、日常ではあまり活用できていないことに気づきました。

本当にAIは人生を変えるのか.

それを確かめるため、株式投資や副業、子どもとの遊びなどにAIを取り入れ、暮らしがどう変わるのかを実験・発信していきます。

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