AI株式投資ツールにテクニカル指標を追加してみた|買い判断の根拠を見える化

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AIを使って株式投資をするためのツールを作っています。

前回までで、買いタイミングの銘柄を自動で選定してくれるところまでは進みました。

ただ、実際に使ってみるとなぜその銘柄が買い対象になったのかが、画面だけでは少しわかりづらいです。
AIが条件に合っていると判定してくれても、チャート上でその根拠が見えないと、最終的に自分で判断しづらいと思いました。

株式投資では、基本的にはルールをベースに投資判断をしていくつもりですが、ルールは状況に応じて適宜、アップデートしていく必要があると思いますので自分で判断する要素は残したいと思っています。

そのため今回は、チャート上に主要なテクニカル指標を表示できるようにしました。

目次

実装する機能

今回の目的は、買い対象銘柄の判定結果を見やすくすることです。

私の投資ルールでは、買い判断にいくつかの条件があります。
ハンドル高値は、カップウィズハンドルのチャートパターンを判断するためのものですが、これだけではカップウィズハンドルを判断できないため今後、対応していきたいと思っています。

  • 指数が上昇トレンドのときだけ(25日線>75日線)
  • 銘柄も上昇トレンド(25日線>75日線)
  • ハンドル高値(Pivot)を上抜け
  • 出来高増加

これらは文章や判定結果として表示されても、チャート上で見えないと直感的に理解しづらいです。

そこで、ローソク足チャートにテクニカル指標を重ねて表示します。

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AIへの指示

いきなり実装させるのではなく、まず計画を立ててもらっています。

指示した内容は、次のようなものです。

次に株価のチャートに主要なテクニカル指標を追加したいです。
どのテクニカル指標を追加したほうがよいかから含めて考えて計画を立ててください。

ここで意識したのは、自分で最初から追加する指標を決めきらなかったことです。

もちろん、25日移動平均線や75日移動平均線は自分のルールに含まれています。

ただ、既存のコード構成や現在のチャート表示に対して、どの指標をどう追加するのが自然なのかは、AIに確認させたほうがよいと考えました。

AIが実装した内容

最終的に、チャートには次の指標を表示できるようにしました。

移動平均線を3本表示できるようにしています。

MA1は25日移動平均線です。
MA2は75日移動平均線です。
MA3は200日移動平均線です。

25日線と75日線は、私の買いルールで使っている指標です。
25日線が75日線より上にあるかどうかで、銘柄が上昇トレンドにあるかを判断します。

200日線は長期の流れを見るための補助として追加しました。
ただし、最初から画面に出しすぎると見づらくなるため、200日線は初期状態ではオフになっています。

25日線や75日線を表示するかどうか、日数を変更するかどうかを画面側で管理できるようになっています。

さらに、Pivotも表示できるようにしています。

私の買いルールでは、カップウィズハンドルのハンドル高値をPivotとして見ています。
このラインを上抜けているかどうかが、買いタイミングの重要な判断材料になります。

加えて、出来高移動平均も表示できるようにしています。
出来高が普段より増えているかどうかを見るためです。
カップウィズハンドルのブレイクでは、価格だけでなく出来高の増加も重要だということで実装されています。

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実装結果

今回の実装によって、銘柄を検索するとチャートの上にテクニカル指標のコントロールが表示されるようになりました。

25日移動平均線と75日移動平均線は、最初から表示される設定です。
200日移動平均線は、必要なときにオンにできます。

また、日数を変更すると、その場で線が更新されるようになりました。

Pivotや出来高移動平均も、ボタンで切り替えられます。

これにより、買い対象と判定された銘柄について、チャートを見ながら確認しやすくなりました。
以前は、AIが買い対象と判定しても、その理由を自分の目で確認しづらい状態でした。

今回の改善で、少なくとも移動平均線、Pivot、出来高という判断材料は画面上で確認できるようになりました。

まとめ

今回は、AI株式投資ツールのチャートにテクニカル指標を表示できるようにしました。

前回までで、買いタイミングの銘柄を選定する流れはできていました。

ただ、判定結果の根拠が見えづらく、自分で確認しづらいという課題がありました。

そこで今回は、25日移動平均線、75日移動平均線、200日移動平均線、Pivot、出来高移動平均を表示できるようにしました。

これにより、AIの判定をただ受け取るだけではなく、チャート上で確認できるようになりました。

自らがチャートを見て、買いのルールが良さそうなのかを確認できないと、今後のアップデートに繋がりません。

今回、移動平均線やPivotを表示できるようになったことで、今のルールが良さそうなのかを自分で判断するための材料が増えました。

現時点で見えているだけでも現在の買いルールだと、カップウィズハンドルを適切に判断できるルールになっていないことがわかりました。ここもどこかのタイミングでアップデートしていきたいと思います。

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この記事を書いた人

東証プライム上場企業で生成AIの開発に携わるAIエンジニアです。

仕事では最先端のAIを扱いながら、日常ではあまり活用できていないことに気づきました。

本当にAIは人生を変えるのか.

それを確かめるため、株式投資や副業、子どもとの遊びなどにAIを取り入れ、暮らしがどう変わるのかを実験・発信していきます。

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