AIに株式投資ツールの売買履歴と損益グラフを実装させてみた

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AIを使って株式投資をするためのツールを作っています。

これまでは、買いタイミングの判定や、買い対象銘柄の抽出など、どちらかというと「買う前」の判断を支援する機能を作ってきました。

ただ、実際に投資を続けていくなら、買う前だけでは足りません。

買った後にどうなったのか。

売却した結果、利益が出たのか、損失が出たのか。
月ごとに見ると、投資成績は改善しているのか。

ここを記録できないと、AIを使って投資をしていると言っても、検証ができません。

そこで今回は、AIに株式の売買履歴を記録する機能を追加してもらいました。

目次

実装機能

今回実装したかったのは、株式の売買履歴を記録して、あとから損益を振り返れる機能です。

これまで作ってきたツールは、買いタイミングの判定や、買い対象銘柄の抽出など、「買う前」の機能が中心でした。

ただ、実際に投資を続けるなら、買った後の記録も必要です。

どの銘柄を買ったのか。
いくらで買ったのか。
いくらで売ったのか。
その結果、利益が出たのか、損失が出たのか。

残しておくことで、自分の投資判断がよかったのかを振り返れる様にしたいと思います。

そこで今回は、ホーム画面に「トレード履歴」ボタンを追加し、売買履歴を管理できる画面を作ることにしました。

この画面では、まず株を買ったときに、銘柄コード、購入価格、数量、購入日などを登録できるようにします。
その後、株を売却したら、売却価格と売却日を入力します。

また、売買履歴をただ一覧で見るだけではなく、月ごとの損益も確認できるようにしたいと考えました。
1回ごとの勝ち負けだけを見ると、投資全体の流れが見えにくいからです。

月ごとに利益が出ているのか、損失が出ているのかをグラフで確認できれば、投資成績の振り返りがしやすくなるかと思います。

つまり今回の目的は、株式投資ツールを「買う銘柄を探すツール」から、「売買結果を記録して振り返るツール」に広げることです。

AIに判断を手伝ってもらうだけでなく、その判断が実際にうまくいったのかを確認できる形にしたいと思います。

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AIへの指示内容

今回、AIには次のように指示しました。

次のステップとして、株式の売買履歴を記録、管理できる機能を追加したいと考えています。

株を売買した際に、以下の情報を登録できるようにしたいです。

購入価格
売却価格
利益、損益

登録したデータは月ごとに集計し、グラフで確認できるようにしたいと考えています。

フロント画面には新しくボタンを追加し、そのボタンを押すと売買履歴の記録画面へ遷移できるようにしたいです。

また、売買履歴を入力する画面とは別に、集計結果をグラフで確認する専用画面も用意したいです。

さらに、すでに売却した過去の取引履歴と、現在保有している株の情報は分けて管理できるようにしたいと考えています。

単に「売買履歴を作って」とお願いするのではなく、ある程度やりたいことが明確になっていたので、その内容を指示に入れて、Planモードで実装内容を考えさせています。

売買履歴を保存するための機能の実装

AIは、まず売買履歴を保存するための仕組みを作りました。

株を買った日、購入価格、数量、売却価格、損益などを、ツール内で扱えるようにしたイメージです。

次に、その売買履歴を登録したり、一覧で表示したりするための処理を作りました。
これにより、画面から入力した内容が保存され、あとから確認できるようになります。

保存したデータは、売買履歴専用の場所に保管されるようになりました。

そのうえで、実際に操作する画面も追加されました。

追加された画面は、大きく3つです。

まず、保有中の株と売却済みの取引を一覧で見る画面です。
次に、株を買ったときや売ったときの情報を入力する画面です。
そして、月ごとの損益をグラフで確認する画面です。

さらに、ホーム画面に「トレード履歴」ボタンを追加しました。
このボタンを押すと、売買履歴の画面に移動できるようになっています。

結果として、株を買ったら登録し、売ったら売却情報を入力し、保有中と売却済みを分けて確認できるようになりました。

また、月ごとの損益もグラフで見られるようになったので、投資結果を振り返る流れが一通りできました。

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グラフ表示機能の実装

今回の機能では、売買履歴を一覧で残すだけでなく、月ごとの損益をグラフで見えるようにする機能も追加しました。

ただ、最初にAIへ「グラフで表示できるようにして」と伝えたところ、ヒストグラム形式で表示される形になっていました。

ヒストグラムでも数字の集計は見えますが、私が確認したかったのは、月ごとの利益がどのように推移しているかです。

そのため、ヒストグラムではなく、折れ線グラフにしてくださいと追加で指示することによって、月次の利益が時系列で折れ線グラフとして表示されるようになりました。

今回の流れで感じたのは、「グラフで表示して」と伝えるだけでは、AIがこちらの意図と違う形で実装することがあるということです。

棒グラフなのか、ヒストグラムなのか、折れ線グラフなのか。

どんな形で見たいのかまで伝えることで、ようやく自分が使いやすい形になりました。

実装結果

最初の実装では、次の流れができるようになりました。

  • ホーム画面からトレード履歴画面に移動する。
  • 新規登録で買いエントリーを入力する。
  • 保有中一覧から売却登録を行う。
  • 売却価格と売却日を入力する。
  • 月次集計画面で損益を確認する。

ここまでできたので、かなり実用に近づきました。

これまでは、買いタイミングを探すところに注目していましたが、今回の機能によって「結果を記録する」部分が追加されました。

投資では、買う前の判断も大事ですが、買った後の検証も同じくらい大事です。

特に私の場合、AIを使って投資判断を改善していくつもりなので、履歴が残らないと改善できないので、大きな前進です。

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まとめ

今回は、AIに株式投資ツールの売買履歴機能を追加してもらいました。

買いエントリーを登録できる。
売却価格と売却日を入力できる。
保有中の株と、売却済みの取引を分けて確認できる。
月次の損益を集計できる。
月次利益を時系列の折れ線グラフで確認できる。

これにより、投資判断だけでなく、投資結果の振り返りまでツール内でできるようになりました。

一方で、最初はグラフがうまく表示されなかったり、私が求めていた折れ線グラフではなくヒストグラムになっていたりしました。

このあたりは、AI任せではなく、自分で確認して修正指示を出す必要があります。

今回の実装では、現在保有している株と売却済みの履歴を分けています。投資では、含み益や含み損と、確定した損益は別物です。

そこを混ぜてしまうと、実際にいくら勝っているのか、どの取引が成功したのかが見えにくくなると思ったため、今回の機能では、その点を分けて管理できるようにしました。

今回の実装で、投資ツールは「買いタイミングを探すツール」から、「売買結果を記録して振り返るツール」に少し近づきました。

この売買履歴を使って、どの条件で勝ちやすいのか、どのタイミングで負けやすいのかまで分析できるようにしていきたいです。

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この記事を書いた人

東証プライム上場企業で生成AIの開発に携わるAIエンジニアです。

仕事では最先端のAIを扱いながら、日常ではあまり活用できていないことに気づきました。

本当にAIは人生を変えるのか.

それを確かめるため、株式投資や副業、子どもとの遊びなどにAIを取り入れ、暮らしがどう変わるのかを実験・発信していきます。

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